出光・昭和シェル統合の内幕|創業家の激突と貝殻マーク消滅の真実

出光・昭和シェル統合の内幕|創業家の激突と貝殻マーク消滅の真実に関する主要なデータを分かりやすく解説いたします。

ドライバーにとって最も視覚的な変化となったのが、街中からシェル石油の看板が消えた理由です。経営統合後、出光興産は「出光SS(アポロ)」と「昭和シェルSS(シェル)」の2ブランドを並行して運営していましたが、2026年4月から新給油所ブランド「apollostation(アポロステーション)」への全面刷新をスタートさせました。

給油所ブランドを一本化した理由は、ブランドイメージの統一と広告宣伝費・販促費の効率化、そして単なる給油所から「モビリティと暮らしを支える複合サービス拠点」への脱皮を図るためです。ロイヤル・ダッチ・シェルとの商標ライセンス契約の終了も重なり、全国に約6,400店舗あった系列ガソリンスタンドの看板は順次、シルバーを基調に赤いアポロマークと黄色いラインを配したモダンなデザインへと塗り替えられました。

出光昭和シェルの現在のガソリンスタンドは、ほぼ全店舗でapollostationへの移行を完了しています。従来の給油や洗車、車検サービスに加え、EV向け急速充電器の設置やカーリース、小型モビリティのシェアリングサービスなど、次世代のエネルギーインフラ拠点としての機能を急速に拡充しています。

山下 哲也

山下 哲也

自動車・モビリティライター

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。