なぜ盲導犬の入店拒否は減らないのか?外食現場の誤解と法的リスク
独自取材を進めると、入店拒否が発生する最大の要因は「現場従業員の知識不足」と「マニュアルの不在」に集約される。本部レベルでは受け入れ方針を打ち出していても、アルバイトやパートスタッフまで浸透していないケースが非常に多い。
「犬=毛が飛ぶ、臭い、暴れるかもしれない」という先入観が先行し、盲導犬が厳しい訓練を受けた「体の一部」とも言える存在であることを理解していない店員が、瞬時に拒絶反応を示してしまう。さらに、「他の客からクレームが来たらどうしよう」という事かれ主義的な心理が、拒否の判断を後押ししてしまうのが衝撃の実情だ。