磯崎新の原点「新宿ホワイトハウス」前衛芸術が息づく百人町の聖地を徹底解剖

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1961年、激越な活動を展開したネオ・ダダは短期間で自然消滅の途をたどります。中心人物であった吉村益信の渡米に伴い、新宿ホワイトハウスは売却され、個人の住居やアトリエへと役割を変えていきました。一時期は歌人・宮田晨哉らが居住していたことでも知られています。

2013年には「カフェアリエ(Cafe Allie)」として一般にオープン。かつて前衛芸術家たちが激論を交わした空間で、コーヒーや軽食を楽しみながら空間の歴史に触れられる場所として、建築ファンやアート愛好家のあいだで親しまれました。

建物の老朽化や都市再開発の波に晒されながらも、この場所が持つ磁力は失われませんでした。所有者や用途が変わりつつも、「クリエイティブな精神を受け止める器」としての役割が絶え間なく受け継がれてきたのです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。