健康診断でTsh高値が出るのはストレス?数値の異常と原因・受診目安

健康診断でTsh高値が出るのはストレス?数値の異常と原因・受診目安について見逃せない 注意点を分かりやすい構成で解説いたします。

TSHが高値を示している初期段階では、自覚症状が乏しいこともあります。しかし、日常の些細な不調だと思い込んでいた症状が、実は甲状腺からのSOSであるケースは珍しくありません。

潜在性甲状腺機能低下症の代表的な症状として、以下のような訴えが多く見られます。

  • 休んでも抜けない慢性的なだるさ・疲労感
  • 日中の耐えがたい強い眠気・集中力の低下
  • 食べる量は増えていないのに起こる体重増加
  • 朝起きた時の顔や手足のむくみ(圧痕が残りにくいのが特徴)
  • 寒がり、皮膚の乾燥、便秘、抜け毛の増加

これらの不調は、自律神経失調症やうつ病、更年期障害の不定愁訴と極めて酷似しているため、見落とされがちです。

また、成人のTSH高値の原因として最も多いのが橋本病(慢性甲状腺炎)です。橋本病は、自らの免疫細胞が甲状腺を誤って攻撃してしまう自己免疫疾患であり、特に20代〜50代の女性に多く発症します。橋本病自体も強い肉体的・精神的ストレスが引き金となって悪化することが知られており、放置すると本格的な甲状腺機能低下症へと進行するリスクを孕んでいます。

渡辺 美咲

渡辺 美咲

ガジェット&アプライアンスライター

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。