顔は浮かぶのに名前が出ない!ドラマを彩る名脇役・個性派女優決定版
ドラマの脇役女優で「顔はわかるのに名前が出てこない」現象が最も起きやすいのが、ビジュアルやキャラクターに独自のアイコンを持つ個性派女優たちです。髪型やメガネ、独特の声のトーンなどを手掛かりに探すと、探していた人物がすぐに見つかります。
片桐はいり(かたぎり はいり)は、一度見たら絶対に忘れられない個性派の筆頭格です。トレードマークのおかっぱショートヘアとシャープな顎のライン、唯一無二の佇まいで映画『かもめ食堂』やNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』『ちむどんどん』など数多くの名作に登場。映画館のもぎりバイトを長年続けていたエピソードでも知られ、日常に溶け込むシュールな笑いを生み出す達人です。
メガネ姿や個性的な表情で画面をさらうのが、劇団「大人計画」所属の宍戸美和公(ししど みわこ)です。真面目な顔をして突拍子もない台詞を放つ怪演や、職場の口うるさいお局役、近所の詮索好きな主婦役などを演じさせたら右に出る者はいません。情報番組やCMでも強烈な爪痕を残しています。
クールなショートヘアと抜群の脱力感で視聴者を惹きつけるのが江口のりこ(えぐち のりこ)です。劇団東京乾電池出身で、飾り気のないぶっきらぼうな語り口から繊細な感情表現までこなします。『半沢直樹』の白井大臣役で全国的なブレイクを果たし、主演作も多数抱えるトップバイプレイヤーへと駆け上がりました。
さらに、ふんわりとしたボブスタイルと透明感がありながら、どこかシュールで癖のある演技を見せる平岩紙(ひらいわ かみ)も大人計画の看板女優のひとりです。洗剤のCMで見せる親しみやすい母親の顔と、サスペンスや人間ドラマで見せる狂気を含んだ演技のギャップが視聴者の記憶に深く刻まれています。