北千住「梅の湯」完全ガイド|昭和2年創業の老舗銭湯が誇る熱湯・地下水・極上のレトロ体験
江戸時代、日光街道の初宿として栄えた千住。その宿場町の熱気と人情を色濃く残すこの地に、「梅の湯」が暖簾を掲げたのは昭和2年のことだ。以来、約一世紀にわたり、地域住民の生活衛生を支えるインフラとして、また憩いの場として機能してきた。
北千住駅は今や5路線が乗り入れる都内有数の巨大ターミナルへと変貌を遂げた。駅周辺の景観が目まぐるしく変化するなかで、梅の湯だけは変わらない。木造建築の重厚感、使い込まれた脱衣場の柱、浴場を照らすやわらかな光。一歩足を踏み入れれば、そこには時間が止まったかのような昭和の情景が広がっている。