やなせたかしの死因と壮絶な闘病記!引退撤回に秘めた94年の生涯

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死因となった心不全に至るまで、やなせ先生の後半生は壮絶な病との戦いの連続でした。自らをユーモアを交えて「病気のデパート」と称していましたが、その闘病生活は常人の想像を絶する過酷なものでした。

60代で腎臓結石、70代で白内障や心臓疾患を経験し、80代を迎えてからは膀胱がんが発覚。その後も腎臓がん、胃潰瘍、すい臓炎、腸閉塞、さらにはがんの肝臓転移と、次々に大病に見舞われました。幾度もの開腹手術を乗り越え、一時は人工肛門(ストーマ)を装着して生活していた時期もあります。

さらに晩年は視力や聴力の衰えも著しく進んでいましたが、「細部が見えなくなっても心眼で描ける」と語り、決してペンを置くことはありませんでした。激痛や倦怠感に襲われながらも締め切りを守り、笑顔でサイン会に登壇し続けたプロフェッショナル精神は、医療スタッフすら驚嘆させたと言われています。

高橋 健太

高橋 健太

ライフスタイル編集者

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。