井上ひさしに息子は実在した?家族構成とこまつ座後継者の真相
井上ひさし氏が残した最大の文化的遺産ともいえる「こまつ座」の舵取りを担っているのが、後継者である三女の井上麻矢氏です。
麻矢氏はかつてフランス料理の世界など演劇とは異なる道を歩んでいましたが、父からの強い要請を受けて劇団の制作現場に入りました。2009年、井上氏が病に倒れた直後にこまつ座の代表取締役社長に就任。2010年に父が世を去った後も、劇団の解散危機や数々の重圧を跳ね除け、劇団を存続・発展させてきました。
2026年を迎えた現在も、こまつ座は『父と暮せば』『母と暮せば』『頭痛肩こり樋口一葉』など、井上ひさし氏の名作戯曲を意欲的に上演し続けています。麻矢氏は単に過去の作品を再現するだけでなく、実力派の現代キャストや気鋭の演出家を積極的に起用。言葉の力を信じた父の哲学を現代の観客、とりわけ若い世代へと届け直す架け橋として、力強いリーダーシップを発揮しています。