世界を魅了する音喰い生命体!ブルーハムハムに隠された真実とは
この稀有な生命体を生み出したのは、アニメーション作家・デザイナーの有村泰志だ。そして、そのクリエイティブを拡張し、社会へ波及させているのがプランニング集団である株式会社チョコレイトである。
有村氏が描く表現の根底にあるのは、徹底した「引き算の美学」だ。キャラクターたちは一切言葉を喋らない。セリフによる説明を完全に排し、音の抑揚とミニマルな身体の動きだけで感情の機微を伝える。このノンバーバルなアプローチこそが、世界各国のオーディエンスへダイレクトに突き刺さった最大の要因と言えるだろう。文化圏ごとの言語のローカライズを必要とせず、誰もが同じ瞬間に同じリズムでクスリと笑える。シンプル極まりない画面構成の裏には、ミリ単位で音とコマを同期させる緻密な計算が潜んでいる。