雇用保険に入っていない会社は違法?失業保険を諦めない2年遡及の救済策
最も悪質なトラブルのひとつが、毎月の給与明細で「雇用保険料」が天引きされているにもかかわらず、会社がハローワークへの届出を行っていなかったケースです。この状態で退職を迎えると、会社から離職票が発行されず、雇用保険未加入により失業保険が受給できないという深刻な事態に直面します。また、妊娠・出産を控えた労働者が育児休業給付金の受給資格を失ってしまうといった致命的な不利益を被るリスクもあります。
しかし、ここで諦める必要はありません。給与から雇用保険料が差し引かれていた事実を証明できれば、労働者側に落ち度はないとみなされます。給料明細書や雇用契約書、シフト表、タイムカードのコピー、銀行口座の振込履歴といった客観的証拠をハローワークに提示することで、本来の受給権利を回復させる道筋が開かれています。