太らないアイスの種類はどれ?太りやすさが激変する「4つの分類」の真相
「あっさりしていて軽い口当たりだから」と手にとりがちなラクトアイスですが、実は4大分類の中で最もダイエットを阻害する危険性が高い種類として栄養指導の現場では広く知られています。
ラクトアイスは乳固形分が3.0%以上と極めて少ないため、そのままではアイス特有のなめらかな舌触りやコクを出すことができません。そこでメーカーは、牛乳の乳脂肪分の代わりにパーム油やヤシ油などの植物性油脂を大量に添加し、さらに乳化剤や香料、大量の糖類(異性化液糖や水あめ)を配合して人工的なコクを作り出しています。
この製造構造には2つの大きなリスクが存在します。第1に、添加される植物性油脂によって製品全体の脂質量が跳ね上がり、1個あたりの総カロリーがアイスクリームと同等かそれ以上になるケースが頻発する点です。第2に、乳脂肪に含まれる良質な脂肪酸とは異なり、精製された植物油脂と高濃度糖類の組み合わせは、急激な血糖値スパイクを引き起こし、インスリンの大量分泌を通じて体脂肪の合成を強力に促進します。
一方で、本物の「アイスクリーム」は乳脂肪分を豊富に含みますが、乳タンパク質や脂質が糖の吸収スピードを緩やかにするため、血糖値の急上昇が起こりにくいという側面があります。純粋な原材料で作られたアイスクリームを適量食べるほうが、植物油脂まみれの安価なラクトアイスを食べるよりも体内での代謝プロセスにおいて遥かに安全であるという事実は、現代の栄養リテラシーとして押さえておくべき必須知識です。