大川紫央が主導する教団新体制の現在地と映画メディア戦略の全貌
大川隆法氏の存在は、幸福の科学という組織において絶対的な支柱だった。彼が遺した膨大な著作群と霊言記録をどのように解釈し、今後の活動の正統性を担保するのか。ここが組織維持の最大の焦点となっている。
長男をはじめとする血縁者たちとの関係性や確執の行方は、週刊誌等のメディアでも度々報じられてきた。しかし、現在の組織中枢において実権を握っているのは紫央氏を中心とする理事会グループであることは明白だ。教団財産の管理、全国の精舎や支部の統制、出版事業の利権管理に至るまで、指揮系統の一本化が進められている。
カリスマ個人の神通力に依存していた体制から、集団指導体制を装いつつの集権化へ。この過渡期において、紫央氏が発するメッセージの一言一言が、組織全体の空気を決定づける重みを持っている。