自己愛性人格障害の行く末とは?自滅と孤立に至る心理と対処法
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自己愛性パーソナリティ障害の影響が最も顕著に現れるのが、逃げ場のない「職場」や「家庭」という閉鎖空間です。オフィスにおいては、特定の後輩や同僚をターゲットにした職場での悪質な嫌がらせや手柄の横取り、理不尽な叱責が日常化します。
モラルハラスメントの加害者となる人物の典型的な特徴として、ターゲットの自己肯定感を徹底的に削り、自分なしでは判断できない状態に追い込む「ガスライティング」の手法を用いる点が挙げられます。これにより、被害者は「自分が悪いのではないか」と思い込まされ、精神的に疲弊していきます。
家庭内における影響はさらに深刻です。配偶者や子どもに対して絶対的な支配を要求し、外面の良さと家庭内での横暴さという二面性を使い分けるため、周囲に苦しみを理解してもらえません。その結果、パートナーが心身のバランスを崩す「カサンドラ症候群」に陥るケースが多発しています。家庭を自らの支配欲を満たす道具として扱った結果、配偶者からの突然の離婚通告や子どもの絶縁といった形で、家庭崩壊を迎える例は枚挙にいとまがありません。