「なぜ当たった人だけが得をするのか」熊本市プレミアム商品券に噴出する怒りと不満…税金投入事業が抱える“負の側面”
今回のプレミアム商品券は、1口5,000円の購入で6,500円分の買い物ができるという、プレミアム率30%の大盤振る舞いだった。最大5口・2万5000円の購入で6,500円分の「得」ができるとあって、申し込みは殺到。最終的な抽選倍率は3.5倍に達した。
問題は、この「確率」の壁だ。全市民に等しく課された市税が事業費やプレミアム分の原資として投じられているにもかかわらず、手厚い支援を受けられるのは「運良く当選した3割強の人間」だけ。外れた残りの6割以上の市民には、何の補償も還元もない。高精度のAI抽選と謳われてはいるものの、落選した市民からすれば「自分たちの税金で他人の買い物を割引している」と感じるのも無理はない。