東京タワーが春節で真っ赤に染まる理由とは?批判の声と点灯の真相
東京タワーが通常のオレンジや季節限定のダイヤモンドヴェールではなく、鮮烈な赤に染まる理由は何でしょうか。「なぜ春節を祝うのか」という疑問の背景には、2019年に始まった明確な経緯があります。
東京タワーの赤いライトアップが始まったのは2019年2月4日のことです。この年は「日中青少年交流推進年」および日中平和友好条約締結40周年の節目にあたり、在日中国企業協会や在日華僑華人団体で構成された「東京タワー春節ライトアップ実行委員会」が発足したことが直接のきっかけとなりました。
中国において「赤(チャイナレッド)」は、吉祥・繁栄・幸福を象徴する最も尊い伝統色とされています。実行委員会側が「日本に住む華僑・華人へのお祝い」「日中両国民の相互理解と民間友好の架け橋」として企画を立ち上げ、東京タワーを運営する株式会社TOKYO TOWERに正式にライトアップ事業として申請・採択されたのが決定的な経緯です。
東京タワーは公営施設ではなく民間企業が運営する商業観光施設であるため、一定の基準と費用を満たしたタイアップライトアップ(企業広告や国際親善イベントなど)を柔軟に受け入れてきた歴史があります。春節のライトアップもその正規プロモーションの一環として行われています。