魔術師ロナウジーニョの正式引退の真相と今なお輝く最新の姿
カナリア色のユニフォームを纏ったブラジル代表サッカーチームでの足跡もまた、伝説そのものだ。ハイライトは紛れもなく、日韓共催となった2002年のFIFAワールドカップである。
ロナウド、リバウド、そしてロナウジーニョ。頭文字をとった「3R」の破壊力は凄まじく、世界のディフェンス陣をことごとく粉砕した。準々決勝のイングランド戦で見せた、名手デイヴィッド・シーマンの頭上を破る約35メートルの芸術的フリーキックは、今もワールドカップ史に残る名場面として語り継がれている。
代表通算97試合33得点。コパ・アメリカ、コンフェデレーションズカップ、そしてワールドカップと、代表レベルで手に入る主要タイトルをすべて掌中に収めた男のプレースタイルは、常に勝利とエンターテインメントが同居していた。