Ff15「やっぱつれぇわ」元ネタ解説!涙の真意となぜ流行したのか
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しかし、物語を最初から最後までプレイしたユーザーにとって、このセリフの持つ意味は180度異なります。これは単なる弱音ではなく、自らの命を捧げる決意を固めた若き王の、最初で最後の本音だったからです。
作中の世界を覆う闇を払い、世界に光を取り戻すためには、クリスタルの力を宿した真の王(ノクティス)が自らの命を代償にして闇の元凶を討つ必要がありました。ノクティスはその過酷な運命を1人で背負い、死を受け入れる覚悟を決めて最後の地に立っています。
父を失い、最愛の婚約者ルナフレーナを失い、自らの命すら差し出さなければならない極限状態。王としての義務と威厳を保ち続けてきた彼が、旅路を共にした無二の親友たちの前でだけ、仮面を外してこぼしたのが「やっぱつれぇわ(死ぬのは怖くて辛い)」という本音でした。
ノクティス役を演じた声優・鈴木達央氏の演技も白眉でした。言葉に詰まり、涙をこらえながら絞り出すような生々しい声のトーンは、ゲームキャラクターという枠を超え、死へ向かう一人の青年の痛烈なリアルさを表現しています。仲間たちもノクティスの運命を察していながら、あえて取り乱さずに「そりゃつれぇでしょ」と受け止め、「ちゃんと言えたじゃねえか」と称える。この男たちの不器用な優しさと絆の深さこそが、多くのプレイヤーの涙を誘いました。