なぜパナマ攻撃は中止された?幻の潜水空母「伊401潜水艦」の驚愕真相と海底の今について見逃せない ポイントを厳選して解説いたします。
伊401をはじめとする伊四百型潜水艦は、軍令部総長・山本五十六大将の「米本土空襲作戦」という構想から生まれた艦種です。潜水艦の隠密性と航空母艦の攻撃力を兼ね備えた潜水空母 伊401は、当時の造船技術と航空工学の限界を極限まで押し広げた結晶でした。
艦体の中央部には、直径約3.5メートル、長さ約37メートルの円筒形格納筒(格納庫)が設置され、主翼や尾翼を折りたたんだ状態の特殊攻撃機 晴嵐を3機格納可能でした。浮上後、わずか数分で機体を射出機(カタパルト)へ移動させて組み立て、連続発射するシステムは極めて高度な自動化が図られていました。
項目詳細・数値データ一般的な基準・相場(当時の通常潜水艦)編集部の見解・評価艦体規模(全長/水中排水量)全長122m / 水中6,560トン全長約70〜100m / 1,500〜2,500トン前後原子力潜水艦登場まで世界最大。2連連成船体という特異構造で耐圧と格納力を両立。航続距離(巡航時)37,500海里(14ノット時 / 約69,500km)10,000〜15,000海里(約18,000〜27,000km)無補給で地球を1周半可能。日本から南米を経由し米東海岸へ往復できる圧倒的な航続性能。搭載航空兵力愛知M6A1「晴嵐」×3機+カタパルト1基偵察機1機(零式小型水上偵察機など)偵察ではなく「本格的な魚雷・800kg爆弾投下攻撃」が可能な攻撃機を複数機常備。主砲・兵装14cm単装砲1門、25mm3連装機銃3基、魚雷発射管8門10cm〜14cm砲1門、機銃1〜2基、魚雷発射管4〜6門軽巡洋艦並みの砲撃力と強力な対空火力を備え、単艦での防空能力を重視。
伊400型潜水艦 スペックの驚異的な数値は、敵国の本土奥深くまで隠密裏に進出し、外科手術的な航空打撃を与えて離脱するという、現代の「巡航ミサイル潜水艦」や「戦略ミサイル原潜」の運用思想を先取りした設計思想によるものでした。