山口敬之と安倍晋三の真実|著書『総理』の蜜月と2026年現在の動向
安倍元首相の逝去から数年が経過した2026年現在も、山口敬之氏の活動軸は一貫して「安倍晋三」という政治的遺産の顕彰と防衛にあります。現在、山口氏が注力している主な活動は次の2点に集約されます。
第一に、「みんなで安倍元首相の銅像を建立する会」の牽引です。自身の番組等を通じて広く寄付金を募り、一定額以上の寄付者の芳名を台座に刻むプロジェクトを進めています。この動きに対しては自民党内外からも様々な声が上がっており、一部の保守系政治家との法的な応酬が報じられるなど、永田町の火種を生み出し続けています。
第二に、「暗殺事件の真相究明」を掲げた独自の言論活動です。2026年1月21日、奈良地方裁判所において山上徹也被告に対し無期懲役の判決が言い渡されました。その翌日となる2026年1月22日、山口氏は自身が代表世話人を務める「安倍元首相暗殺の真相を究明する会」として記者会見を開きました。
会見において山口氏は、警察の公式発表や司法判断と、救急搬送先の医師による所見や弾道・音声データの科学的検証との間に「重大な矛盾」が存在すると主張。「山上単独犯行説には合理的な疑いが残る」として、独自のスナイパー関与説や組織的背景の存在を示唆する言説を展開しました。大手メディアが判決内容を淡々と報じる中、ネット上では山口氏の会見書き起こしが数万件規模で拡散され、独自の陰謀論的言説の供給源として強い影響力を及ぼし続けています。