北海道新聞の夕刊休刊はなぜ?廃止の真相と電子版移行・料金を徹底解説

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夕刊を休止したのは北海道新聞だけではありません。全国のブロック紙や地方紙を見渡すと、静岡新聞(2026年3月休刊)、信濃毎日新聞(2026年9月休刊)、中国新聞(2015年休刊)、西日本新聞(2026年3月休刊)など、全国各地で地方紙の夕刊休刊ドミノが相次いで発生しています。

新聞業界全体を直撃しているのが、配送現場を支える新聞配達員の人手不足と物流コストの増大です。広大な面積を持つ北海道では、夕刊を配達網に乗せて各家庭へ届けるための輸送距離が極めて長く、ガソリン価格の上昇とドライバー不足が深刻な影を落としていました。夕方の交通渋滞に巻き込まれながら短時間で配達を完了させる負担は年々重くなり、販売店の労務環境改善が限界に達していたことも見逃せません。

読者の活字離れとデジタルシフトに加えて「用紙代の高騰」と「配送網の維持困難」という三重苦に直面した結果、地方紙各社は朝刊単独発行へ舵を切り、限られた経営資源をデジタル報道と取材力の維持へと再配置する選択を迫られたのです。

田中 結衣

田中 結衣

デジタルマーケティングコンサルタント

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。