エイベックスはやばい?業績悪化と退所ドミノの真相【2026年最新】

エイベックスはやばい?業績悪化と退所ドミノの真相【2026年最新】の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

ネット上のまとめ記事や掲示板では「エイベックス=時代遅れ」と決めつける声が目立つが、そこには産業構造を見落とした2つの決定的な盲点が存在する。

1つ目の盲点は、アニメ・映像コンテンツ事業およびIPビジネスの強靭さだ。世間の関心がJ-POPアーティストの動向ばかりに向く中、エイベックス・ピクチャーズを中核とするアニメ事業は、同社の極めて安定した収益源として機能している。『おそ松さん』や『ユーリ!!! on ICE』などのメガヒット以降も、数々のアニメ作品の製作委員会へ出資し、音楽制作・映像パッケージ・イベント・海外配信ライセンスを網羅的にマネタイズする手法を確立させた。国内の音楽CDが売れなくとも、グローバルに展開可能なアニメIPビジネスが経営の下支えとなっている事実は、音楽ファンにはあまり知られていない。

2つ目の盲点は、社運を賭けたグローバルガールズグループ「XG」の大成功である。松浦会長とプロデューサーのSIMON(JAKOPS)がタッグを組み、約5年以上の歳月をかけて全メンバーを徹底育成した「XGALX」プロジェクトから誕生したXGは、全編英語詞の楽曲と圧倒的なスキルを武器に、全米ビルボードチャートや海外の大型フェス(コーチェラなど)を席巻している。

従来の「日本のファン向けに作られたアイドルを無理やり海外に持っていく」やり方を捨て去り、最初からUS・グローバル市場の標準仕様で開発されたXGは、YouTubeの総再生回数や海外リスナー比率において日本の既存グループを圧倒している。国内のオリコンチャートの順位だけを見ている層には見えないところで、エイベックスは「世界市場で戦える唯一無二の日本発IP」を着実に手中に収めているのだ。

小林 直樹

小林 直樹

トレンドリサーチャー

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