アルマゲドン主題歌の真相!名曲ミス・ア・シング誕生と親子の絆
映画『アルマゲドン』のメインテーマを担うアルマゲドン主題歌の歌手は、アメリカを代表する世界的ロックバンド、エアロスミス(Aerosmith)です。楽曲の正式タイトルは「I Don't Want to Miss a Thing」(邦題:ミス・ア・シング)。一度聴いたら忘れられない劇的なストリングスと、フロントマンであるスティーヴン・タイラーの魂を絞り出すようなハスキーボイスが融合した珠玉のパワーバラードです。
映画プロデューサーのジェリー・ブラッカイマーやマイケル・ベイ監督がエアロスミスを選んだ最大の要因、すなわちアルマゲドン主題歌の起用理由の核心は、ヒロインのグレース役を演じたリヴ・タイラーが、スティーヴン・タイラーの実の娘であるという事実にありました。
当初、制作陣はハリウッド超大作にふさわしいスケール感を持つ壮大なアンセムを求めていました。そこでリヴ・タイラーの出演が決まった際、「彼女の実の父親であるスティーヴン率いるエアロスミスに主題歌を依頼すれば、フィクションの枠組みを超えた本物の感情がスクリーンに宿るのではないか」という極めてドラマティックな発想が持ち上がったのです。
ブルース・ウィリス演じる父親ハリーが、愛する娘グレースのために命を賭して宇宙へ向かう物語構造と、娘を見守る実の父親スティーヴンの歌声。この二重写しの構造こそが、映画会社が巨額の予算と情熱を投じてエアロスミスを口説き落とした決定打でした。