A4とA5サイズの違いは?寸法の比較や手帳・印刷での使い分け方を徹底解説!
インターネット上のQ&AコミュニティやSNSで散見される「サイズ選びの誤解」について、印刷現場の視点から事実関係を検証します。
第一の誤解は、「A5はA4の半分だから、チラシ印刷の費用も単純に半額になる」という思い込みです。実際のA5チラシとA4チラシの印刷費用比較を行うと、用紙代自体は面積半分のため安くなるものの、印刷機の基本版代や作業人件費(基本料金)が発生するため、小ロット(100〜500部程度)では価格差が10〜20%程度にとどまるケースが少なくありません。1万部を超えるような大ロットになって初めて、用紙代の差が総額に強く反映されます。
第二の盲点は、クリアファイルの「外寸と内寸のギャップ」です。「A5用紙が入るクリアファイル=外寸がA5」と誤解されがちですが、実物のA5クリアファイルの外寸は縦220mm × 横158mm前後あります。そのため、内寸がぴったりA5で作られたバッグのインナーポケットや小型ポーチには収まらないトラブルが頻発します。手帳カバーやバッグを選ぶ際は、用紙サイズではなく「ファイル外寸(プラス10〜15mm)」を基準に計測するのが現場の鉄則です。