田中角栄の凄さとは?今太閤の伝説・人心掌握術と現代の評価を徹底解明
Q1:田中角栄の最終学歴は本当に「高等小学校卒」だけだったのでしょうか?
A1:正式な学歴としては高等小学校(現在の旧制中学校2年程度、14〜15歳相当)卒業です。その後、上京して昼間に土木工事の現場や事務所で働きながら、夜間に中央工学校(土木科)を卒業しました。大学や旧制高校を出ていない「無冠の叩き上げ」でありながら総理大臣になったことが、「今太閤」と称賛される大きな要因となりました。
Q2:なぜ「コンピューター付きブルドーザー」と呼ばれたのですか?
A2:大蔵官僚すら圧倒する緻密な計算力・記憶力(コンピューター)と、反対派を説得・突破して国家規模の政策やインフラ整備を強烈に推し進める実行力(ブルドーザー)を兼ね備えていたことから名付けられました。当時の中曽根康弘元首相ら同時代の政治家もその類まれな能力を認めていました。
Q3:ロッキード事件で逮捕・起訴された後も、なぜ政界で強い影響力を持ち続けられたのですか?
A3:自民党離党後も無所属議員として圧倒的な地元支持を維持し、自身が率いる「田中派(木曜クラブ)」の議員数を増やし続けたためです。派閥議員への手厚い選挙支援や資金援助、きめ細かな面倒見の良さにより、田中派の支持なしにはどの総理大臣も政権を維持できない構造を作り上げ、「目白の闇将軍」として君臨しました。