市川猿之助の心中事件から現在|真相と判決の全貌と澤瀉屋の未来
警視庁は2026年6月27日に母親への自殺幇助容疑で、続いて7月18日に父親への同容疑で猿之助を再逮捕しました。東京地検は両親に対する「自殺幇助罪」で起訴。初公判は2026年10月20日、東京地裁で行われました。
裁判では、猿之助本人が起訴内容を全面的に認め、「歌舞伎の家に生まれ、重圧の中で生きてきた。両親に申し訳ないことをした」と涙ながらに謝罪しました。検察側は「短絡的かつ身勝手な動機で、両親の死に深く関与した責任は重い」として懲役3年を求刑。一方、弁護側は「両親自らの意思に基づく心中同意であったこと」「本人も自死を図り深く反省していること」を挙げ、執行猶予付きの判決を求めました。
2026年11月17日、東京地裁は求刑通り懲役3年を言い渡したものの、最長期間となる5年の執行猶予を付帯させました。裁判官は「被害者らの自死の意思決定に強い影響を与え、果たした役割は軽視できない」と指摘しつつも、「自らも後を追おうとしていた心情には汲むべき余地がある」と判決理由を述べました。控訴期間内に双方が控訴しなかったため、判決はそのまま確定しました。