二代目中村七之助の現在と結婚の真相!独身を貫く理由と女方の極致
二代目中村七之助を語る上で欠かせないのが、名門・中村屋の歴史と家族の絆です。父である十八代目中村勘三郎は、古典の神髄を守りながら「平成中村座」や「コクーン歌舞伎」を立ち上げ、歌舞伎界に一大旋風を巻き起こした希代の名優でした。2012年に父が急逝した際、当時20代後半だった勘九郎と七之助の兄弟が背負った重圧は計り知れません。
中村屋の家系図を俯瞰すると、江戸歌舞伎の源流に連なる重厚な血脈が確認できます。祖父である十七代目勘三郎、そして父・十八代目勘三郎の背中を追うなかで、兄の勘九郎が豪快な立ち役として座頭の重責を担い、弟の七之助が華やかさと妖艶さを兼ね備えた女方として舞台を締めるという、完璧な双璧のバランスが完成しました。
「兄がいるからこそ、自分は思い切って女方の道を突き詰められる」と語る七之助と、「七之助の美と技術があるから中村屋の舞台が成立する」と全幅の信頼を置く勘九郎。父亡き後の中村屋を守り立ててきた二人の絆は、伝統芸能の枠を超えた強固なパートナーシップとして業界内外から高く評価されています。