40坪の広さはどれくらい?畳数・費用相場と家族4〜5人の間取り
「40坪の家を建てたものの、部屋が余って掃除が大変」「無駄に広い廊下のせいで冷暖房が効きにくい」といった後悔の声もゼロではない。広い家を居心地の良い住まいにする鍵は、空間の「仕切り方」と「連続性」にある。
実力派の一級建築士たちが口を揃えるのは、単に壁で区切るのではなく、高低差や素材の変化によって領域を分ける手法だ。例えば、世界的な建築家である隈研吾氏の手掛ける建築思想に見られるように、木質素材のぬくもりや自然光の取り込み方、内外がゆるやかにつながる軒下空間の活用は、住宅デザインにおいても極めて示唆に富む。
40坪という広さを活かすための空間活用術として、以下のアプローチが有効だ。
・天井高にメリハリをつける(リビングは高天井や吹き抜け、畳コーナーはあえて低い天井にする)
・廊下という「通過するためだけの空間」を極力減らし、ホールに収納やワークスペースを兼ねさせる
・大開口窓を通じて視線を庭へと抜けさせ、数値以上の開放感と四季の移ろいを感じさせる
空間に「溜まり(心地よく留まれる居場所)」を点在させることで、広い家ならではの贅沢感と落ち着きが同居する住まいが完成する。