動かないヘラクレスオオカブトは死んでいる?生死の見分け方と仮死の真相
Q1:羽化してから3ヶ月近く経ちますが、ゼリーを一口も食べず動く気配がありません。本当に生きているのでしょうか?
A1:生存している可能性が極めて高いです。ヘラクレスオオカブトの休眠期間は個体差が大きく、低温管理された個体や160mmを超える超大型の血統では、羽化後90〜120日ほど活動しないケースも標準的です。触角を筆先で触れて引っ込める反応があれば生命活動は正常ですので、ゼリーは腐敗防止のため撤去するか少量のみ設置し、活動開始の合図(マットを激しく暴れる音)が聞こえるまで静置してください。
Q2:冬場の配送で届いた個体が全く動きません。死着補償を請求する前に確認すべきことはありますか?
A2:輸送用保冷車や外気温の影響で一時的な仮死状態に陥っている可能性を最優先で疑ってください。即座に死着と判断せず、20〜22度の室内にケースのまま安置し、半日から1日かけて自然解凍のように温度を馴染ませてください。多くの場合、半日程度で脚を動かし始めます。それでも丸1日反応がなく、脚の弛緩や腐敗臭が認められる場合に初めてショップへ連絡するのが鉄則です。
Q3:夜間にバタバタと暴れていたのに、朝見たらひっくり返って脚を縮めてピクピクしています。どうすれば助かりますか?
A3:転倒による重度のエネルギー枯渇状態です。ただちに割り箸や止まり木を掴ませて正常な姿勢に戻してください。自力で歩行できないほど衰弱している場合は、小皿に昆虫用高タンパクゼリーまたは薄めたスポーツドリンクを染み込ませたティッシュを置き、口元(ブラシ状の口器)に直接接触させて吸飲を促します。体力が回復すれば数時間で自力歩行が可能になりますので、ケース内の足場を大幅に増設してください。