眠る60円切手の使い道は?交換ルールからマック60円の歴史まで解剖

眠る60円切手の使い道は?交換ルールからマック60円の歴史まで解剖の基礎知識と応用に迫る! わかりやすい言葉でご紹介しています。

手元に大量の切手シートがある場合、金券ショップや切手専門買取店への売却を検討する方も多いでしょう。実際のところ、60円切手買取相場はどの程度で推移しているのでしょうか。

一般的な普通切手の場合、バラ切手であれば額面の50%〜60%前後、100枚綴りの綺麗なシート状態であっても70%〜80%前後での買い取りが現実的な水準です。金券ショップ側も再販コストや保管リスクを抱えるため、額面割れでの買取が基本となります。

一方で気になるのが、昭和後期から平成にかけて大量に発行された60円記念切手の価値です。1980年代前半(1981年〜1989年の封書60円時代)には、博覧会や国立公園、歴史的イベントを記念した切手が数多く流通しました。「記念切手だからプレミアが付いているのではないか」と期待されがちですが、当時は切手収集ブームの余韻で発行枚数が極めて膨大だったため、現在市場に出回っている60円記念切手の9割以上はプレミアが付かず、額面通りの評価にとどまります。

したがって、特別なエラー切手や極めて希少な初日カバー(FDC)などを除き、コレクションとして保管し続ける理由がなければ、売却して手数料を引かれるよりも郵便物やゆうパックの支払いに充てて使い切るのが最も経済的な判断と言えます。

鈴木 陽菜

鈴木 陽菜

テックライター兼ウェブディレクター

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