2026年中秋の名月はいつ?満月とズレる理由や鑑賞時間・お供えの作法
お月見の飾り付けには、それぞれ農耕文化や民間信仰に根ざした深い意味が込められています。
【すすきを飾る理由】
秋の収穫の象徴である「稲穂」に見立てたものです。まだ稲刈り前の時期であるため、形状が似ているすすきを供えて豊作を祈願しました。また、切り口が鋭いすすきには魔除けの力があると信じられ、月の神様をお招きする「依り代(よりしろ)」としての役割も担っています。
【月見団子の個数と並べ方】
満月を模した丸い団子は、感謝の祈りを天に届ける象徴です。個数は十五夜にちなんで「15個」、あるいはその年の満月の数に合わせて「12個(閏年は13個)」を供えるのが一般的です。
三方(さんぽう)やお盆に15個の団子を並べる際は、ピラミッド状に積み上げるのが正式な作法です。
- 下段(1段目):3×3列で9個
- 中段(2段目):2×2列で4個
- 上段(3段目):頂点に2個(前後または左右に並べる)
頂点の2個を置く際、月がある方角から見て正面になるよう配置するのが美しい飾り方のコツです。お供えした後は、月の力を体内に取り込む意味を込めて家族で美味しくいただくのが習わしです。