今村総合病院の救急・専門外来へ行く前に知るべき最新受診ガイド
急性期救急と並ぶもう一つの柱が、がん治療だ。厚生労働省から指定を受けるがん診療連携拠点病院として、手術、放射線治療、薬物療法を組み合わせた集学的治療を高いレベルで提供している。
特筆すべきは、各分野のエキスパートが集結する専門外来の充実度だ。消化器、呼吸器、乳腺、血液疾患など、臓器別に細分化されたチームが週替わりでカンファレンスを実施。ガイドラインに準拠した標準治療をベースにしつつ、個々の患者の遺伝子情報や生活背景に応じたプレシジョン・メディシン(個別化医療)の導入も進む。
名医と呼ばれるベテラン医師の外来には県内各地からセカンドオピニオンを求める患者が列をなすが、そこには緩和ケアチームやがん看護専門看護師も同席する。単に病変を切除・縮小させるだけでなく、治療中のQOL(生活の質)やメンタル面のケアまでを一つのパッケージとして支える姿勢が、患者や家族の深い信頼を勝ち取っている。