広島出身芸能人が業界の頂点に君臨する理由と知られざる地元ルーツ
国民的女優として不動の地位を築く綾瀬はるか。大手芸能事務所ホリプロを代表する彼女の真骨頂は、天然と称される柔らかな佇まいと、ストイック極まる肉体表現の鮮烈なギャップにある。アクション大作『リボルバー・リリー』で見せた凄みのあるガンアクションや緊迫感あふれる身のこなしは、日本映画界のハードルを一段引き上げた。広島の豊かな自然の中で培われた飾らない素直さと、妥協を許さないプロ意識。その両輪が、日本のテレビドラマや映画界の第一線で彼女を輝かせ続ける。
同じくスクリーンで唯一無二の重厚感を放つのが吉川晃司だ。かつてロックスターとして時代を挑発し、現在は名バイプレイヤーとして骨太な作品を引き締める。広島市出身の彼が纏う空気には、どこか反骨精神と洗練された男の色気が同居する。過酷な役作りを厭わず、己の美学を貫く姿勢は、まさに瀬戸内の荒波を乗り越えてきた表現者の矜持そのものと言える。