突然の息切れは肺塞栓症のサイン?初期症状と生存率・予防法を徹底解説
肺塞栓症の危険因子は、長距離フライトだけではありません。現代のライフスタイルにおいて、長時間のデスクワーク、ゲーム、動画鑑賞、さらには被災時の車中泊など、あらゆる日常シーンに潜んでいます。発症リスクを極限まで下げるための具体的なセルフケアは次の通りです。
1. こまめな水分補給の徹底
体が脱水状態になると血液の粘度が上がり、血栓ができやすくなります。喉の渇きを感じる前に、1時間にコップ半分から1杯程度の水やお茶を補給してください。アルコールや過度なカフェイン飲料は利尿作用によってかえって脱水を招くため、水分補給の代わりにはなりません。
2. 「ふくらはぎポンプ」を動かす足首エクササイズ
ふくらはぎの筋肉は、下半身の血液を心臓へ押し戻す「第2の心臓」です。座ったままできる以下の運動を30分〜1時間に1回取り入れてください。
・つま先を床につけたまま、かかとを上下に大きく上げ下げする(20回)
・かかとを床につけたまま、つま先を反らすように持ち上げる(20回)
・足首を左右に大きく回す
3. 弾性ストッキングの活用と足組みの回避
長時間の移動やデスクワーク時は、足を締め付けて血流を助ける医療用弾性ストッキング(着圧ソックス)の着用が効果的です。また、足を組んで座る姿勢は膝裏の静脈を圧迫して血流を阻害するため、足裏を床にしっかりつけて座る習慣を身につけましょう。