水道水が飲める国は世界に何カ国?意外な渡航先リスクと安全基準
海外滞在中、水に含まれる微物や細菌以外の理由で胃腸の調子を崩す人が後を絶たない。その原因の多くは水質の「硬度」にある。日本の水道水の多くは、カルシウムやマグネシウムの含有量が少ない軟水(硬度約50mg/L前後)だが、欧州や中東、北米の一部地域ではミネラル濃度の高い硬水が一般的だ。
国際的なミネラルウォーター・硬度の基準において、特にマグネシウムを多く含んだ硬水は、胃腸に強い刺激を与えて瀉下作用を引き起こしやすい。水自体が完全に滅菌されていても、普段軟水に慣れ親しんでいる日本人の消化器系にとっては負担となり、急性の下痢や胃痛の原因となるのだ。