カブトムシを逃がす場所に公園はNg?生態系を壊す危険な罠と正しい手放し方
Q1:ホームセンターで買ったカブトムシを、近くの山に逃がすのは本当にダメですか?
A1:絶対にやめてください。市販されているカブトムシは他地域で養殖・採集された個体であることが多く、地元の野生個体と交雑することで「遺伝子汚染」を引き起こします。また、北海道などの本来生息しない地域では「国内外来種」として他の昆虫を脅かします。ジモティー等での里親探しや、自宅での看取りを選択してください。
Q2:自分が近所の雑木林で捕まえたカブトムシなら、公園に逃がしても大丈夫?
A2:捕まえた場所と異なる「公園」へ逃がすのは避けるべきです。公園には樹液を出すクヌギやコナラが少なく、外敵のカラスも多いため生き残れません。戻すのであれば、採集したまさにその雑木林の同じ木へ、日没後の時間帯に返してください。
Q3:秋になり弱ってきたカブトムシを、土の中に埋めて逃がすのはありですか?
A3:成虫は土の中に潜っても越冬することはできず、そのまま窒息死または衰弱死します。弱ってきた成虫は飼育ケースの底に浅くマットを敷き、転倒防止材を多めに入れて、最後までゼリーを与えて看取ってあげるのが正しいケアです。
Q4:卵がたくさん産まれて飼いきれない幼虫はどう処分すればいいですか?
A4:絶対に野外の土や堆肥場に捨ててはいけません。近隣の小学校・保育園、地域の昆虫ショップ、またはジモティーなどの里親募集サイトを活用して、大切に育ててくれる別の飼育者へ譲渡してください。