乳頭マッサージはいつから?助産師が明かす開始時期と安全な手順
Q1:扁平乳頭や陥没乳頭の場合、形を整えるために中期から始めたほうが良いですか?
A1:形に不安がある場合でも、36週以前の早期マッサージは避けるべきです。子宮収縮による早産リスクの方が圧倒的に高いためです。現代では産後に使えるニップルシールド(乳頭保護器)や専用吸引器が進化しており、産後からでも助産師の直接指導を受ければ十分に授乳を軌道に乗せることが可能です。
Q2:妊娠37週前にお風呂で乳頭を洗う際、少し触れるだけでも危険ですか?
A2:通常の入浴で体を洗ったり、乾燥対策として保湿クリームを優しく塗る程度の日常的な接触であれば過度な心配は不要です。避けるべきなのは、乳管を開通させようと強い圧迫を加えたり、繰り返し強く引っ張ったりする意図的なマッサージ行為です。
Q3:37週を過ぎてマッサージをしても分泌物が一切出ません。母乳が出ない体質でしょうか?
A3:産前に分泌物が出ないことは極めて一般的であり、産後の母乳分泌量を決定づけるものではありません。本格的な母乳分泌は、出産に伴って胎盤が体外へ排出され、プロラクチンというホルモンが急増することでスタートします。産前のマッサージの主目的は「乳輪・乳頭の皮膚を柔らかくすること」にあるため、分泌物の有無に囚われる必要はありません。