今どこで花火?Twitterで打ち上げ場所を即特定する検索術と理由
「地鳴りのような音が部屋まで響いているのに、外を見ても煙すら見えない」という現象には、音波の伝播と気象条件が深く関係しています。
光の速度(秒速約30万km)に対して、音の伝わる速度は秒速約340mと非常にゆっくりです。そのため、花火が開いてから音が耳に届くまでにタイムラグが生じます。さらに夜間は地表付近が冷え込み、上空のほうが暖かい「逆転層(温度逆転)」と呼ばれる大気構造が発生しやすくなります。この状態では、上空に向かった音波が下向きに屈折して地上へ跳ね返るため、通常よりも格段に遠くまで音が届くようになります。
川沿いや海沿い、平野部などの開けた地形であれば、10km〜15km以上離れた花火大会の轟音がまるで隣町で鳴っているかのように響くことも珍しくありません。また、高層マンションが立ち並ぶ都市部では、コンクリート壁に音が反響して音源の方角が狂って聞こえることも「音はすれども姿は見えず」となる典型的な理由です。