スギ終了後も鼻水が続く原因は?5月6月の花粉症対策と薬【2026】

スギ終了後も鼻水が続く原因は?5月6月の花粉症対策と薬【2026】の基礎知識と応用に迫る! 専門的な視点でまとめました。

「スギ花粉の時期は終わったはずなのに、なぜ今になってアレルギー症状が出るのか」という疑問の答えは、アレルゲンとなる植物の交代にあります。春先に日本列島を覆い尽くすスギやヒノキは山林から数十キロ単位で飛散する「樹木花粉」ですが、5月から6月にピークを迎えるのは身近な生活圏に潜むイネ科花粉症です。

イネ科花粉の代表格がカモガヤ(別名:オーチャードグラス)やオオアワガエリ(別名:チモシー)です。これらは明治時代以降に牧草や緑化資材として導入された雑草で、現在では全国の河川敷、公園、堤防、道路脇、空き地などに広く群生しています。また、北海道や東北地方など寒冷地では、同時期にシラカバ花粉の飛散が最盛期を迎えるため、地域によって主因となるアレルゲンに特徴があります。

スギ花粉との最大の違いは「生息場所」と「飛散距離」にあります。スギ花粉が山から風に乗って広域に飛散するのに対し、イネ科植物の草丈は数十センチから1メートル程度と低く、花粉の飛散距離も発生源から数百メートル以内にとどまります。つまり、「どこを歩いたか」「どこに滞在したか」によって浴びる花粉の量が劇的に変わる点が、初夏の花粉症ならではの大きな特徴です。

中村 さくら

中村 さくら

マネー&キャリアエディター

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。