皇室最高齢101歳を歩まれた百合子さまの軌跡と三笠宮家の現在
三笠宮家は、崇仁親王と百合子さまの間に2男3女(甯子内親王、寛仁親王、宜仁親王=桂宮、容子内親王、憲仁親王=高円宮)という5人のお子さまに恵まれました。しかし、その生涯には母として言葉に尽くせぬ壮絶な別れが幾度も訪れました。
2002年(平成14年)に三男の高円宮憲仁親王が47歳の若さで急逝されたのを皮切りに、2012年(平成24年)には「ヒゲの殿下」として親しまれた長男の寛仁親王が66歳で逝去。さらに2014年(平成26年)には次男の桂宮宜仁親王が66歳で旅立たれ、百合子さまは3人の男子すべてに先立たれるという過酷な運命に直面されました。
それでも百合子さまは取り乱すことなく、残されたご家族や孫たちを優しく見守り、気品あるお姿を崩されることはありませんでした。2016年(平成28年)に夫の崇仁親王が100歳で薨去された際にも、喪主として気丈に振る舞われ、宮家の精神的支柱として重責を果たし続けられました。