酒に強い人の決定的な特徴とは?遺伝・酵素の仕組みと健康リスクの真実
酒豪と呼ばれる人たちの代表的な酒に強い人の特徴として「いくら飲んでも顔が赤くならない」という点が挙げられます。この現象の裏には、血管を拡張させる物質の滞留時間が深く関係しています。
少量の飲酒で顔が赤くなる現象は「フラッシング反応」と呼ばれます。体内で発生したアセトアルデヒドには強い血管拡張作用があり、ALDH2の活性が低い人は毒素が血中に長く留まるため、毛細血管が広がって皮膚が赤くなります。対照的に、酒豪の顔が赤くならない理由は、アセトアルデヒドが作られたそばから瞬時に酢酸へ分解されるため、血中濃度がほとんど上がらないからです。
自分がどの体質に該当するかは、市販のキットや皮膚を使ったアルコールパッチテストの判定で手軽に可視化できます。薬剤の染みたガーゼを腕の内側に貼り、数分後に皮膚が赤くなる場合は低活性型または不活性型、全く赤くならない場合は高活性型(酒に強い体質)と判断できます。