履き古したジーンズが奇跡の変身!失敗しないプロ直伝リメイク術
「途中で針が折れた」「縫い目が飛んでガタガタになった」。デニム縫製で誰もがぶつかるこの壁を突破するには、プロが現場で使う3つの裏技を知るだけでいい。
第一に「針と糸の選定」。家庭用ミシンを使用する場合、必ず16号以上の厚地用デニム針と、30番手の太いステッチ糸を用意すること。一般的な普通地用の針では、交差したデニムの厚みに耐えきれず破断してしまう。
第二に「段差の攻略」。ベルトループや脇の縫い目など、生地が4重・6重に重なる厚い部分を縫う際は、ハンマーで軽く叩いて生地を平らに潰す。さらに、押さえ金の背後に厚紙を挟んで水平を保ちながらゆっくりプーリーを手で回せば、ミシンへの負担を激減させられる。
第三に「アイロンワーク」。1工程縫うごとに、高音のスチームアイロンでシーム(縫い目)をしっかりと割り、折り目を定着させる。この地道な作業こそが、素人っぽさを払拭し、売り物のようなキリッとしたシルエットを生み出す最大の秘密だ。