道具不要の指編みは本当に簡単?100均毛糸で作る失敗しない全手順
指編みの代表的な技法が、人差し指から小指までの4本を使う「4本指リリアン編み」です。昔ながらの木製リリアン編み機と同じ構造で、指の甲側に筒状の編み地が伸びていくため、細長いマフラーや輪にして繋ぐスヌード作りに最も適しています。
作業の全体像は「作り目」「本体の編み進め」「終わりの処理」の3ステップで完結します。一度リズムを掴めば、テレビを見ながらでも指が勝手に動くほどシンプルなルーティンです。
【ステップ1:作り目(セットアップ)】
毛糸の端を親指の付け根に軽く挟み、人差し指の「前→中指の後ろ→薬指の前→小指の後ろ」と交互に糸を通します。小指で折り返したら、今度は「薬指の後ろ→中指の前→人差し指の後ろ」と逆方向に通します。これをもう1往復繰り返し、各指に毛糸が2段(上下)かかっている状態を作ります。
【ステップ2:編み進め(ループの引き抜き)】
各指にかかっている毛糸のうち、「下側の輪」を指先に向かって持ち上げ、指をくぐらせて手の甲側(後ろ側)へ落とします。4本すべての指で下側の輪を落としたら、残った1本の輪を指の第二関節付近まで押し下げます。再び糸を指の前に1本渡し、同じように下の輪を上へ外していく作業を繰り返します。編み地は手の甲側にどんどん長くなって垂れ下がっていきます。
【ステップ3:終わりの処理(伏せ止めと結び方)】
目標の長さ(キッズマフラーなら約100cm・3〜4玉、スヌードなら約120cm・4〜5玉)に達したら、糸を約20cm残してカットします。人差し指に残っている輪に、隣の中指の輪をくぐらせて移します。さらにその輪を薬指、小指へと順番にくぐらせていき、最後に残った1つの輪の中にカットした糸端を完全に通してキュッと引き締めます。スヌードにする場合は、編み始めの端と編み終わりの端を毛糸でかがり合わせれば完成です。