『タッチ』の続きはある?達也と南のその後と『Mix』伏線の真相
ファンが最も固唾を呑んで見守っているのが、達也や南が『MIX』の作中に姿を現すのかという点です。作中における二人の扱いは非常に慎重かつ敬意を持って描かれています。
『MIX』本編では、かつてのライバルだった勢南高校のエース・西村勇が監督として登場し、達也たちの親友であった原田正平も記憶喪失の放浪者として物語のキーマンを務めています。さらに、上杉家で飼われていた愛犬「パンチ」の血を引く犬も登場するなど、脇を固めるキャラクターたちは堂々と再登場を果たしています。
一方で、上杉達也と浅倉南の二人に関しては、回想シーンや噂話、写真の中でのみ象徴的に描かれ、物語の前面に直接登場して現在の姿を晒すことは控えられています。これは、あだち充先生が『タッチ』の二人が残した伝説的な余韻を壊さないための、極めて高度な演出意図によるものと考えられます。