「我慢する」の英語使い分け決定版!状況別の鉄板フレーズ徹底解説
日常の身体反応や生理現象、欲求に対して「我慢する」と言いたい場合、前述のイディオムをそのまま当てはめるとネイティブには不自然に響きます。身体的・心理的なターゲットに合わせた的確な動詞の配置が求められます。
1. 痛みを我慢する 英語表現
怪我や病気の苦痛に耐える場合、動詞bear、tolerate、あるいは口語的なfight throughが適しています。医療現場の問診などでは「痛みの許容範囲」を測る文脈でtolerateが用いられます。
- He tried to bear the pain without taking any painkillers.
(彼は鎮痛剤を飲まずに痛みを我慢しようとしました。) - The patient can barely tolerate the severe pain.
(その患者は激痛をかろうじて我慢している状態です。)
2. トイレを我慢する 英語表現
移動中や会議中にトイレを我慢する場面では、外に出さないよう内側に留めるイメージを持つhold it in、またはシンプルにhold itを使用します。同乗者や友人に「少しの間我慢できる?」と尋ねる際はCan you hold it?が定番です。
- I had to hold it in for two hours because of the traffic jam.
(渋滞に巻き込まれ、2時間もトイレを我慢しなければなりませんでした。) - Just hold on for five more minutes; we're almost at the rest stop.
(あと5分だけ我慢して。もうすぐサービスエリアに着くから。)
3. 誘惑を我慢する 英語表現
ダイエット中の甘いものや深夜の夜食、衝動買いなど、魅力的なものに引き寄せられる力に抗う場合はresist the temptationまたはfight the urgeが最も自然です。
- I am trying to resist the temptation to eat sweets after 9 PM.
(夜9時以降に甘いものを食べる誘惑を我慢しています。) - She managed to fight the urge to check her smartphone during the meeting.
(彼女は会議中にスマートフォンを見たい衝動をなんとか我慢しました。)
4. 感情を我慢する 英語とhold backのニュアンス
悔し涙や怒りなどの感情をグッとこらえる場面では、hold backのニュアンスが完璧にフィットします。「後方に押しとどめる」という語源通り、表に出そうになる感情の奔流を自制心で押し戻す情景を描写します。心理学的な「抑圧」に近い硬い表現としてはsuppressやcontrol one's emotionsも有効です。
- She tried hard to hold back her tears during the farewell speech.
(彼女はお別れのスピーチの間、必死に涙を我慢しました。) - He couldn't suppress his anger when he heard the unfair news.
(その不当な知らせを聞いた時、彼は怒りを我慢することができませんでした。)