【2026年最新】「取ると腹痛」は本当か?「へそのごま」の正体と失敗しない正しいケア法を専門医が伝授
子供のころによく耳にした「へそをいじると腹痛になる」という言い伝えには、明確な医学的根拠が存在する。おへその底部分は、他の皮膚組織に比べて圧倒的に薄く、すぐ裏側には腹膜と呼ばれる内臓を包む重要な膜が存在している。
爪や尖ったもので強い刺激を与えると、薄い皮膚を通り抜けて腹膜に刺激が伝わり、内臓痛に似た鈍痛を引き起こす。さらに、傷口から細菌が侵入すると「臍炎(さいえん)」や、さらに奥へと炎症が広がる「腹膜炎」という重症の疾患に発展するリスクさえある。無頓着な刺激が思わぬ大病の引き金になることは、解剖学的にも証明されているのだ。