スギ終了後も鼻水が続く原因は?5月6月の花粉症対策と薬【2026】
5月・6月の花粉症を持つ人が特に警戒すべき合併症が、口腔アレルギー症候群(OAS / PFAMS)です。これは、花粉に含まれるアレルギー原因タンパク質と、特定の果物や野菜に含まれるタンパク質の構造が酷似しているために起こる生体防御の「交差反応」です。
イネ科花粉症患者の場合、メロン、スイカ、トマト、キウイフルーツ、オレンジなどを口にした直後、唇の腫れや喉の奥のかゆみ、ピリピリとした刺激感を生じるケースが多発します。また、シラカバ花粉症ではリンゴ、モモ、サクランボ、洋ナシといったバラ科の果物で強いアレルギー反応を引き起こすことが広く知られています。
「単なる好き嫌い」や「果物の刺激」と放置すると、稀にアナフィラキシーショックなどの重篤な全身症状に進行する危険性も潜んでいます。初夏に特定の生鮮食品で違和感を覚えた経験がある方は、耳鼻咽喉科やアレルギー科でアレルギー血液検査(特異的IgE抗体検査)を受け、自身のアレルゲンを正確に特定しておくことが極めて賢明な判断です。