トヨタ新型ルミオン復活の真相!7人乗り海外仕様と日本発売の可能性
多くの車ファンが期待する「新型ルミオンの日本発売」ですが、結論から言えば国内正規導入の可能性は極めてゼロに近いというのが業界の一致した見解です。
最大の理由は、国内市場におけるポジショニングの重複と製造拠点の問題です。トヨタにはすでにシエンタという超強力な量販車種が存在し、そこにヒンジドアの7人乗りを投入しても自社内での共食い(カニバリゼーション)を招くだけに終わります。また、新型ルミオンはインドのマルチ・スズキ工場で生産されており、日本の厳格な衝突安全基準や排ガス規制、先進安全支援システムの法規に適合させて逆輸入するとなれば、現地のような低価格を維持することは不可能です。
スズキとの関係性においても、日本国内ではスズキが小型ミニバンとして「ソリオ」などを展開しており、アライアンスの縄張りを侵してまでOEM車を日本で売るメリットは双方に見当たりません。ルミオンの復活劇は、あくまで「新興国のモビリティ需要を満たすための地域最適化戦略」と位置付けるのが自然です。