世界の大陸の名前一覧と由来|5大洲・6大州・7大陸の違いを徹底解説

世界の大陸の名前一覧と由来|5大洲・6大州・7大陸の違いを徹底解説にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。

それぞれの大陸が現在持つ名称には、古代文明の航海史、ラテン語の語源、歴史上の探検家の名跡が色濃く反映されています。

ユーラシア(Eurasia)

「ヨーロッパ(Europe)」と「アジア(Asia)」を組み合わせた複合語です。ヨーロッパの語源はセム語で「日没・西」を意味する「エレブ(Ereb)」、またはギリシャ神話の王女エウロペに由来します。アジアはセム語で「日の出・東」を意味する「アス(Asu)」が語源とされ、地中海東部から見た方角を示していました。

アフリカ(Africa)

古代ローマ人がカルタゴ周辺(現在のチュニジア近辺)に住んでいた先住部族を「アフリー(Afri)」と呼んだことに由来します。「アフリーの土地」を意味するラテン語「アフリカ(Africa Terra)」が、やがて大陸全土を指す言葉へと拡大しました。

アメリカ(America:南北共通)

イタリアの探検家アメリゴ・ヴェスプッチ(Amerigo Vespucci)の名前に由来します。クリストファー・コロンブスは新大陸をアジアの一部(インド)と信じ続けましたが、ヴェスプッチはいち早く「未知の新大陸である」と主張しました。1507年、ドイツの地図製作者マルティン・ヴァルトゼーミュラーが彼のラテン語名(Americus)の女性形を取り、地図上に「AMERICA」と記したことが定着の契機です。

オーストラリア(Australia)

古代ローマ時代から信じられていた未知の南方大陸「テラ・アウストラリス・インコグニタ(Terra Australis Incognita=未知の南方大陸)」のラテン語「アウストラリス(Australis=南の)」が語源です。19世紀初頭、イギリスの航海者マシュー・フリンダースが自著で提唱し、正式な大陸名として定着しました。

南極(Antarctica)

ギリシャ語の「アンティ・アルクティコス(Anti-Arktikos)」、すなわち「北極(Arktikos)の反対側」を意味する言葉に由来します。「Arktikos」自体は「おおぐま座(Arktos=熊)」が見える方角、つまり北方を意味しています。

地質学的ルーツ:超大陸パンゲアの分裂

約3億年前の古生代ペルム紀末期、地球上のほぼすべての陸地は「超大陸パンゲア」と呼ばれる一つの巨大な塊でした。プレートテクトニクスの活動により、パンゲアは北の「ローラシア大陸」と南の「ゴンドワナ大陸」へ分裂。数億年の歳月をかけてさらに細分化し、現在の7大陸の配置へと移動を遂げたのです。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。