小平天然温泉テルメ小川の閉館理由と跡地の現在!復活の噂と代替温泉
西武拝島線・小川駅から徒歩圏内、青梅街道沿いに位置していた「小平天然温泉テルメ小川」は、ヨーロッパの神殿を思わせる白亜の円柱や彫像が並ぶ独特の世界観で知られていました。午前10時から深夜23時まで営業し、仕事帰りの会社員から家族連れ、シニア層まで幅広い客層を迎え入れていた名所です。しかし、2026年1月31日をもって約20年間にわたる営業を終了しました。
閉店の直接的な契機となったのは、「温浴設備の深刻な老朽化」と「急激な事業環境の悪化」です。公表された情報および関係者の証言を総合すると、地下深くから汲み上げる温泉ポンプや大型ボイラー、循環ろ過装置などの主要インフラが耐用年数の限界を迎えており、数千万円から1億円規模に及ぶ大規模改修投資が必要な時期に直面していました。
さらに、2026年以降の新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用客の激減とサウナ・飲食部門の売上低迷、追い打ちをかけるような電気・重油・天然ガスなど光熱燃料費の高騰が重なりました。大規模チェーン店とは異なり、単一店舗として独立採算で運営されていた民間温浴施設にとって、巨額の設備投資を回収する事業見通しを立てることは極めて困難であり、惜しまれつつも完全閉館という経営判断が下されたのが実態です。