阪急三番街の進化が止まらない!梅田地下街グルメと脱混雑の極意
1969年の開業時、地下に人工の川を流すという前代未聞の演出で日本中を驚かせたこの場所は、日本のショッピングセンター・複合商業施設のパイオニアとして歴史に名を刻んできた。かつての「川の流れる街」というノスタルジーを残しつつも、時代ごとの都市生活者の欲望を敏感に察知してフロアの役割を書き換えてきた柔軟さこそが、この施設の真骨頂だ。
阪急電鉄のターミナル直下という立地は、単なる利便性にとどまらない。劇場や百貨店、沿線住宅地を一体で開発した小林一三のグランドデザインは、この地下街において「通過する場所から、わざわざ立ち寄る目的地へ」という形で結実している。北館と南館に分かれた広大なフロアには、ファッション、ホビー、コスメ、そして食の最前線が凝縮されており、街歩きの起点としての存在感は年々増すばかりだ。